「Japan IT Week 秋」に行ってきました

Japan IT Week 2019 秋

はじめに

バディットコンサルティングのITエンジニア wahooです。
10月23日~25日に、幕張メッセで開催された「Japan IT Week 秋」へ25日の大雨の中、行ってきました。今回は、「Japan IT Week 秋」の参加レポートです。
お昼時は、本当に凄い雨でした。帰りは、雨が止んでから、帰りました。

目的

今回、参加した目的は、以下の2点です。

  • 新しい人脈開拓の足掛かり
  • 業界・サービス・製品の動向調査

Japan IT Weekとは

以下の12の展示会が一堂に開催される非常に大きな展示イベントです。

  • IoT/M2M展
  • 組込みシステム開発技術展
  • 情報セキュリティEXPO
  • クラウドコンピューティングEXPO
  • データセンター&ストレージEXPO
  • モバイル活用展
  • 店舗ITソリューションEXPO
  • Web&デジタルマーケティングEXPO
  • 通販ソリューション展
  • AI・業務自動化展
  • セールス自動化・CRM EXPO
  • ソフトウェア&アプリ開発展

気になった展示

ArrayNetworks

オンプレ用のネットワーク機器(LBやSSL-VPN)を展示していました。他社との違いは、H/Wには、KVMが搭載されていて、その上に、自社のLBやSSL-VPNの仮想アプライアンス(VM)が動作する仕組みとのことでした。また、KVMに対応した仮想アプライアンスやOSなども動作するそうです。
これだけだと、単なるKVM仮想基盤になってしまいますが、ネットワーク機器ということで、VMとH/W上のNICをダイレクトアクセスさせるチューニングを行い、スループットを確保しているそうです。(ここ、ストロングポイント!)

この装置にプラスして、KVMの管理をSD化したり、SD-WANなどのクラウド連携を意識したソリューションがあれば、なお、面白そうな製品になりそうな予感がしました。

LIVA

小型PCのLIVAシリーズです。
仮想化の学習用H/Wに使えないかと思いました。最近の小型PCは、CPU・メモリ・ストレージ、どれも仮想化基盤を作れるくらいハイスペックになってきていると感じました。基本、IntelのCPUを搭載しているので、仮想化の機能である「VT-d」に対応していれば良いのですが、チップセットに何が搭載されているのか、わからなかったので、もう少し、調べる必要があります。

しかし、この大きさ、5万円くらいの価格で、実現できてしまいそうなのは、凄いですね。

AMD EPYC

AMDのサーバー向けCPU、Opteronの後継CPUとのことです。(一般には、販売していないそうです)
1CPUで64コアということで、Intelよりもコア数が大きいです。海外サーバーメーカーを中心に、採用モデルが展開されているそうです。やっぱり気になるのは、Intel Xeonとの性能比較だと思います。このあたりの資料がそろってくると、色々なシステムのサイジングに役立ち、シェアが拡大していくのかなと感じました。

感想

業界のトップというよりは、中堅以下のこれからより伸びて行こうとしているものが多く展示されていたように感じました。業界のトップクラスは、より詳細な展示が可能なプライベートイベントを開催し集客しているように思います。
今後も複数のイベントへ参加して、エンジニアとしての知見を深めていければと思いました。

では、また、次回!!

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