WinMerge(差分比較ツール)の使用方法

はじめに

バディットコンサルティングの未経験スタートアップエンジニアのみりんです。
ネットワークの仕事をしていると、実機検証のStatus確認で、差分比較ツールを使用することも多いと思います。
差分比較ツールで使用されている事が多い「WinMerge」の、テキストファイル、Excelファイルも含め、設定と使用方法を説明していこうと思います。

初期設定

■差分内容の設定方法

ツールバーの編集から設定を選択します。

・空白の比較
・空行を無視する
・大文字と小文字を区別しない
など詳細な設定変更が可能です。
チェックボックスを選択し、OKをクリックする事で設定が反映されます。

どこまでの差分確認を求めるかは個人によると思いますので、確認の上設定を行ってください。

■プラグインの設定方法(Excelの差分確認の場合)

Excelファイルの差分確認の場合、シート数、ページ数が多いなど確認が難しい場合があります。
そういう時に活用出来るプラグインです。

自動比較前処理、自動展開を選択するとプラグインが使用可能になります。

その後、プラグインの一覧から「CompareMSExcelFiles.crt」を選択しプラグインの設定をクリックします。

・ワークブックの情報を複数ファイルに展開する
 シート毎の差分確認が可能です
・ワークシートを画像化して比較する
 画像の状態で差分確認が可能なため、細かな差分の確認が可能です。(ファイル開く時間が3分ほどかかるため、テキスト内容のみ比較できれば良い場合はチェック不要です)

チェックを入れ、OKをクリックすることにより設定が反映されます。

使用方法

■テキストの差分確認
新しいドキュメントを開きます。

比較したいテキストを左右に貼り付け、更新ボタン、もしくはF5をクリックすると差分が画像のように反映されます。

■ファイルの差分確認

画像の「開く」をクリックします。

比較したいファイルを1,2にドラッグ&ドロップし、比較をクリックします。

プラグインの設定を行っている為、シート毎に分かれて差分確認が出来るようになっています。
差分のあるシート名をダブルクリックし、確認を行えます。

まとめ

WinMergeを活用することにより正確な確認が出来る為、様々な仕事において効率化を図ると共に、ミスを減らすことが出来ると思います。
この機会にぜひ活用してみてください。

以上、みりんでした。

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