Cisco Packet Tracer Mobile(Android)上で、Catalyst2960に初期設定を入れてみた

はじめに

バディットコンサルティングの未経験スタートアップエンジニアのみりんです。今回は、先輩のwahooさんに教えていただいたCisco Packet Tracer Mobileを使用して、Catalyst2960にどこまで実機と変わらずに初期設定が入るか検証してみました。

Cisco Packet Tracer Mobileのインストール方法はこちら(リンク貼りたい)

ホスト名の設定

最初の設定といえばホスト名の設定です。今回は「mirinSW」という名前を登録します。

「hostname mirinSW」という構文で設定変更します。問題なく設定が入っていますね。

パスワードの設定

コンソール接続時に必要なパスワードと、enableコマンド時に特権EXECモードに移行するためのパスワードを設定します。

[コンソール接続用パスワード設定]

パスワードを入れ終わった段階で「service password-encryption」コマンドを入れることで、パスワードが暗号化できますが、今回はパスワードを忘れてしまいそうなので入れていません。

次は特権EXECモードに移行時のパスワード設定です。

[特権EXECモード移行用パスワード]

セキュリティを強化するため、パスワードは必ず設定することをおすすめします。パスワードを設定すると、ログイン時にこのように要求されるので、設定したパスワードを入れてください。

こちらも特に問題なく設定が入りログインできました。

VLANとIPアドレス、デフォルトゲートウェイの設定

今回はVLANにIPアドレスの設定を入れます。

VLAN作成後、IPアドレス、デフォルトゲートウェイの設定も入りました。

Telnetの設定

エミュレータにTelnet接続は不要ですが、私はSSLよりもTelnetログインをする機会が多いので、Telnet設定を入れてみます。

こちらも問題なく入りますね。

出来なかったこと

・interface FastEtherneにIPアドレスの設定が出来ない
型番により入らない事があるため、VLANにIPアドレスを設定してから各ポートにVLANを設定する事でIFに紐付けることができます。

・「terminal length 0」が、エラーになる
showコマンドを見るときに活躍する「terminal length 0」が、エミュレータには入りません。show running-configなど1画面に収まらない設定を見るときは不便です。

最後に

まだ初期設定のみなので、「ほとんど入ります!」とは言えないですが、無料で、これほどしっかり設定が入るのであれば、十分なのでは無いでしょうか。実機には手が出せない方も気軽に触れるのでおすすめです。今後、私も色々な設定を試してみようと思います。

以上、みりんでした。

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